とある記事の中に米国の給料ドロボーCEOランキングが載っていた。
ウォールストリートの発表。なんて面白いランキングだろう。
CEOの給料と株価推移を比較して評価したものらしい。
第一位はシスコシステムズCEO。
日本ではなかなか記事にできない内容だ。
ランキング内容はさておき、期末決算での日系企業の業績見込みの中で、
目立つのはやはりパナソニックだろう。
製造業では過去最大規模となる7800億円の最終赤字。
歴史的な円高やタイの洪水被害が響いた上に
三洋電機買収に絡む資産の減損損失が重なった事で、
当初見込んでいた最終赤字(4200億円)を大きく上回った。
2月には現経営陣で乗り切る姿勢を示していたが、
経営責任追及による辞任圧力が高まる中、
突然のトップ交代に続いて役員報酬減額の発表となった。
創業者松下幸之助氏が亡くなって24年。
資金力に任せた「二番煎じ商法」がプラズマテレビ事業の過剰投資につながり、
「軒を借りて母屋を取る」経営が三洋電機買収による巨額赤字につながった。
経営を受け継ぐのは本当に大変な事だと思う。
新体制では韓国勢などに対しての劣勢の挽回が急務になるだろう。