年末に富裕層向けセミナーでシンガポールへ。
アジア経済の奇跡と言われたその都市は
近代的でスタイリッシュな街並みで非常に洗練されている。
住民の5世帯に1世帯が富裕層。
つまり金融資産で1億円(約SGD100万)以上の保有者だ。
徹底的に富裕層の囲い込みが行われている。
宿泊先のマリーナ・ベイ・サンズ。
奇抜なデザインは存在感が半端ない。
シンガポールは今年で独立50周年。以外と歴史が浅い。
日本の統治下になった時期もあった。
窓から小さくマーライオンが・・
今、シンガポールには世界の超富裕層が集まる。
スイスや香港を抑えてNO.1だ。
その理由は1970年代の対外開放政策にある。
国土は狭く、資源も乏しく製造業が育たない小国にとって、
国家の成長には外国資本の導入が重要であった。
低税率のタックスヘイブンで富裕層の移住を促し、
外国資本企業を誘致し納税してもらう仕組みは、
高税率で富裕層が海外へ流出し、新たな外国資本を受け入れできない
日本とは真逆の状況だ。
英国支配下であったため英語が公用語であることも大きい。
しかし個人が移住する場合、そのハードルは高い。
ビザには約2億円の出資が必要となる。
法人税の安さと恵まれた立地を活かして金融センターとしてもアジアで有望な拠点となった。
美しい街づくりと治安の良さ、徹底した衛生管理も発展の理由だろう。
MBSの屋上プールは意外と白人が多く、アジアである事を忘れさせる
夜のプールがおすすめです
シェラトン・ウェイの摩天楼が一望できます
よく見れば夜のマーライオンも
マリーナ湾のナイトクルーズもおすすめです
噴水ショー。ストーリーはわからず
マリーナ湾からシンガポール川を少し上って行きます
クラーク・キーの夜は若者で大変な賑わいです
日本で言うと渋谷あたりかな・・・
コロニアル建築と摩天楼が融合する
東京23区内におさまるほど小さな都市だが、
街全体で見事なまでに空間をプロデュースしている。
この一年間の円安で海外滞在コストは3割増になった。