世界の民間銀行・保険のギリシャ国債保有ランキングには、
日本の金融機関の名前はない。
日本国内全体で約16億円に留まっている。
今回破綻したDexiaはランク９位で、
それより上位に世界の名だたる金融機関が名をつらねている。
ご存知のように、ギリシャは他人事ではない。
日本の財政事情の方がギリシャを下回る。
発行残高GDP比率を比べると、
ギリシャ１４０％、日本１６０％、残高にして約８００兆円。
TOYOTAの時価総額の１０倍もの借金を
どうやって返すのだろう。
にもかかわらずまだそれほど悲観的ではないのは、
ギリシャに比べて国力があるからだろう。
具体的には国内製造業の強さの違いだ。
果ての国でもTOYOTAの車や、HONDAのバイクは走っている。
国際収支も大幅に減少したとはいえ、黒字である。
国民の金融資産も借金を上回るだけのものがある。
諸外国への貸付けもしているし、
まだ、返せるだけの余地があるのだ。
しかし、欧州危機による円高で製造業の国内空洞化が進み、
高い税金を逃れるために海外への金融資産シフトが加速すると、
事態は急変するかも知れない。
久しぶりに学生競技ダンスの大会で母校の応援に。
熱かった学生時代を思い出しました。
映画 ‘Shall We Dance?’ や ウッチャンナンチャンの社交ダンス部
が流行ったせいで、かなりメジャーなスポーツになったけれど、
僕が現役の頃は競技ダンスはかなりマイナースポーツでした。
日本を代表するプロ選手が母校から輩出された事を大変嬉しく思います。
先日iPhone4sが発売されたが、今やどこもかしこもスマホだらけ。
先日、前を歩いていた女性が噴水に落ちた！(本当の話です)
スマホに熱中するあまり、気が付かなかったみたい。
気をつけよう。
ビジネスの全てが計画通りにいくことは絶対にありえないけれど、
ふっと湧き出た予想外のチャンスに出くわす事も多い。
僕の場合、それが、直感で８対２くらいの割合なんだけど、
(もちろん計画通りにいかないのが８割です) 普通はどうなんだろう。
不思議と仕事がうまく回っている時は、更なるビジネスチャンスを
見逃しやすい。
逆に切羽詰まってくると、見えないものが見えてきたりする。
チャンスに対する嗅覚＝アンテナはいつでも持ち合わせていようと思う。
リーマンショック後の一年間で米国で破綻した銀行は150行弱、
経営上問題のある銀行は700行を超えた。
破綻銀行に大小はあるけれど、大銀行はサブプライムローンの証券化商品、
中小銀行は商業用不動産を投資先としていた。
今回の欧州危機とリーマンショックの最大の違いは、
リーマンショックの不良債権が不動産であったのに対し、
今回の欧州危機は国債である。
リーマンショックではAIGを米国政府が国有化した様に
金融機関の危機を国が救済したが、国が財政破綻をすれば、
一体どこが救済するのだろう。
近隣諸国を巻き込んでその影響は計り知れない。
ギリシャがデフォルトに陥った場合、
ギリシャ一国でのGDP規模だと影響は限定されるが、
EU全体の経済規模は米国を超える。
リーマンショックを超える金融危機になる可能性があるのだ。
今でも忘れないのが、独立を決意した時懇意にしていた先輩からの一言。
「一人で仕事しようと思うな」。
同じような事をある懇親会でゲストスピーカーが言っていた。
彼はVMD-ビジュアルマーチャンダイジングの先駆者で有名な藤巻幸夫氏。
久しぶりに初心を思い出させてくれた、いい懇親会でした。
今日は長い一日でした。
ある上場会社の役員さんにご一緒させて頂いて、
地方都市の超優良企業での打ち合わせ。
監査法人の了承も得られ、方向性が固まってきた。
資本政策とファンドのパッケージでの取り組みになるため、
もう少し時間がかかりそう。
早くキメたい。
仏・ベルギーを拠点とするDexiaが解体される。
欧州系金融大手の初の破綻になる。
山一証券や協栄生命の経営破綻の倍以上の負債額だ。
この手のニュースは３年前のこの時期を彷彿とさせる。
リーマン破綻とAIGの国有化は金融業界に携わる者にとっては、
本当に恐怖だったと思う。
欧州系の金融機関はDexiaと同様にデフォルトの懸念が指摘されている
財政不安国の国債を大量に保有している。
資本力のない金融機関は資金調達が困難になり、
同じ構図でドミノ式に倒れて行く危険がある。
日本の90年代がまさにそうであった様に。
何とか封じ込めて欲しいものだ。
先日、古い仕事仲間と久しぶりに会った後、丸の内でランチしました。
中華の定食が、680円。決して不味い事はなく、また来ようと思いました。
しかも、店先にはそれより低価格のお弁当がたくさん並んでおり、
飛ぶように売れています。
僕が社会人になった頃、茅場町あたりの証券マンと一緒にランチするのに、
お寿司だうな重だと、普通に２千円くらい払っていた記憶があります。
しかも並んで入店していた！(って何年前の話だ？！)
今やどの業界もコストだけでなくクオリティーの追求にも本気です。
自分の仕事もそうあるべきだと痛感しました。
今年も落選。
でも２回も走れたからまぁいいか。