ロンドンからユーロスターでパリへ。
ドーバー海峡をトンネルで渡る。
約２時間半の移動だ。 東京⇔大阪より近い。
目的はモンサンミッシェル。
パリ市内から３５０km。 田園風景が続く。
フランスは山がない。
広大な土地が自然の恵みをもたらす。
自給率１００％の国だ。
首脳会議で米大統領を差し置いて強気な発言をするのも
国交を閉めても自給自足できるからだろう。
完成まで８００年。 モンサンミッシェル。
この辺りは潮の干満の差が激しく、その差は１５mにも及ぶ。
かつては、満ち潮の時には海に浮かび、
引き潮の時には自然に現れる橋で陸とつながっていた。
現在は地続きの道路が作られ、潮の干満に関係なく島へ渡れる。
中にホテルもある。
上まで登ると結構キツい。
最上階の回廊。
地続きの道路を作った事で、潮流をせき止めてしまい、
１００年間で２mもの砂が堆積してしまっている。
この状態が続くと、島ではなくなってしまう。
急速な陸地化が島の周りで進行しており、現在工事中であった。
できれば、夜のライトアップした姿を見た方がいい
ずっとビートルズの「Michel」 が頭に流れていた。。。
毎年夏の恒例になっている軽井沢〜草津のヒルクライム。
往復１００km。アップダウンのみでフラットはほとんどない。
中軽井沢から いきなり登り坂が始まる。
中軽井沢は星野リゾートエリアだけは元気がよく
洗練された感じが好きだ。
旧軽井沢に比べ、人も車も少ないのでゆっくりできる。
かつて西武の創始者が別荘地開発をした千ヶ滝エリアは
ホテル・レストランも廃業し、
半世紀以上続いた有名なスケートセンターも閉鎖された。
この坂道は道幅が狭く、交通量も多い。
路肩はほとんどないし、側溝にふたが付いてないため
バイクトレーニングにはあまり向いていない。
ひたすらのぼり２０km。
ここから北軽井沢を超えると吾妻線までの路はくだりとなる。
偶然見つけた牧場。
北軽井沢別荘地区にある照月湖。
ほとんど人影が見られず神秘的な湖だ。
途中、八ッ場ダムの建造が進む吾妻川中流へ。
この辺りはすべて湖底に沈む。
この先には、川原湯温泉が。
寂れた感じが大好きでファンも多いと聞くが、
あと、数年で温泉旅館はなくなってしまう。
しかし暑い。。。ロードバイクでのヒルクライムは本当にバテる。
でも避暑地でのんびりするのもいいが、
今年もやった！という快感がまた、いい。
予定通り、順調に勝ち進んできたなでしこジャパン。
準決勝は対フランス戦。
Wembley Stadiumまではバスで一時間程の移動。
食事が用意されていたが、
試合開始直前にブラインドが下ろされた。
ピッチから飲食している姿が見えるのは、
サッカーのマナーとしてはNGなのだ。
なでしこ２点目。
なでしこが２−１でフランスを撃破。
悲願の史上初メダル獲得！
前大会で準決勝まで進みながらメダルを逃した
雪辱に燃えた熱き戦いでした。
時刻は８時なのにまだまだ明るい。
この後アメリカ戦が行われる。
スポンサーがコカ・コーラである事から、
アメリカ時間のゴールデンタイムに放映するらしい。
LDNオリンピックでの最大の花形競技は何と言っても
男子１００mだろう。
室伏のハンマー投げは遠くてよく見れなかったが、
１００mのスタート地点のすぐ後ろで観戦できました。
スタート前の少し緊張したボルト。
デカいし、顔恐えぇ・・
１００m決勝はジャマイカだらけ
７コースがボルト。
前後の足幅が他の選手に比べて非常に狭く腰の位置が異常に高い。
弾丸のようなスタートダッシュ！
すでに上半身リードしている
世界新には届かなかったが
オリンピック新記録 ９.６３
０.０３秒の更新で北京大会と合わせて２連覇。
８万人が歓喜した。
オリンピックのメイン会場であるOlympic Parkは、
ロンドン東部に位置するストラットフォードにある。
五輪開催後はエリザベス２世の即位６０年記念として
クイーン・エリザベス・オリンピック・パークとして改称される。
このあたりはかつて化学工場などが立ち並ぶ工業地帯であった。
港湾関係の労働者として移民を多く受け入れたニューハム特別区。
長年の工業廃棄物で汚染されてきた地域である。
五輪開催費用として使われる公的資金の実に７５％が
この地域の再開発に使われた。
五輪後は全く新しい街に生まれ変わる。
メイン競技場の他、水泳会場、選手村もここにある。
朝の大雨も上がって爽やかな空に・・
ここで今夜、陸上１００mの決勝が行われる。
ロンドンの夏は一日に四季があるくらいに寒暖の差が激しい。
街の人々はタンクトップからコートまで様々な出で立ちだ。
街はオリンピック一色。
７時間遅れの時差なので、
ちょっと夜遊びをして睡眠不足のあの感じに似ている。
世界各国から人々が集まる光景は日本でワールドカップ
を開催した時の東京を思い出す。
タワーブリッジ。
TVの映像で見るよりずっと大きい。
世界の企業にとってオリンピックは最大のプロモーション機会だ。
スポンサー企業はグローバル企業としての勝ち組の証だ。
Coca ColaやVISAといった米国の代表選手は以前として公式スポンサーではあるが、
シドニー五輪のあたりから力を見せ始めているのがアジア勢だ。
中でも五輪スポンサーでブランドバリューの確立に最も成功した企業は、
韓国サムスンと言われている。
いよいよ始まった真夏の祭典。
現在のイギリスはどんな経済状況なのか。
来月ロンドンに行くので、少し下調べしてみた。
イギリスの過去数年の失業率。
０４年 ４.７９%
０５年 ４.８%
０６年 ５.４１%
０７年 ５.４%
０８年 ５.５６%
０９年 ７.４６%
１０年 ７.８６%
１１年 ８.０１%
１２年 ８.２６%（予想）
ここ数年はずっと上昇している。特にリーマンショック以降の上昇が目立つ。
特に若年層の失業率は日本が７％台なのに比べて、イギリスは２０％台と異常に高い。
最低賃金が高水準である事と、社会保障費などの非賃金コストが高い事が
若年層雇用の障壁になっている。
失業率には無就業者である１００万人近い『ニート』がカウントされていないため、
実際の危機感はもっと高いはずだ。
イギリスは金融先進国としてのプライドとサッチャリズムによる愛国心から、
ユーロ経済圏とは一定の距離を保ち続けてきた。
しかし、ユーロ経済の低迷は確実にイギリス経済に多大な悪影響を与えている。
主要産業を欠き欧州経済のリーダーとしての地位が欠落した英国は
今回のバークレイズ銀によるLIBOR不正操作問題しかり、
金融先進国あるまじき事態である。
ロンドン五輪の開催費用は約１兆１５００億円。
約５兆円の関連経費を計上した北京五輪に比べると
欧州経済危機を鮮明に表していると言える。
北京五輪の時はリーマンショック以前であった事や、
経済の伸びしろが中国とイギリスではまったく違う事などの理由で
具体的な経済効果は各調査機関でバラツキがあるので控えるが、
概ね３０％の減少だという。
先月行われたWEOY（ワールド・アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー）。
アーンスト・アンド・ヤング主催で世界の起業家NO.１をモナコで表彰する。
起業家のアカデミー賞だ。
２０１１年はケニアのバンカー、ジェームズ・ムアンギ氏。
日本代表はフェローテック代表の山村章氏。
日本ではアントレプレナーという言葉でさえまだ聞き慣れず
あまり馴染みのない大会だが、
過去には、google 、 スターバックス等の創業者や
日本からはJINSの田中社長なども選出されている。
SONYとの資本提携交渉が進むOLYMPUS。
資本受入額は５００億円にものぼる。
これで自己資本比率の回復になるか。
上場廃止は避けられたものの、維持基準が何かハッキリしない。
２０年にわたって隠し続けた損失１０００億円と比べ
５０億円の粉飾で上場廃止となったホリエモンも納得いかないだろう。
いずれにしても、かつてHOYAがPENTAXの医療技術だけを欲しがったように、
医療機器の分野は社会ニーズが非常に高いだけに大きな収益が見込める。
資本は薄弱となっても、本業は堅調だ。
今回の資本提携争奪戦はソニー、パナソニック、テルモ、富士フィルムといった顔ぶれである。
内視鏡世界シェア７０％であるオリンパスの最先端技術は、
投資家を欺き、企業の信用が失墜してもモテモテなのである。
いつまでもビジネススーツが似合っていたいですね。
今でもハッキリ覚えていますが、僕が社会人になった時、
スーツの相場は約１０万円でした。
ボーナスまでスーツの新調は我慢していたのを覚えています。
最近はオーダースーツもお手頃感があります。
夏スーツのオーダーを「麻布テーラー」で。
本社は南船場。 なぜ麻布？？
仕上がりまで４０日超。 結構長い。。。
以前イタリアでシャツをオーダーした時、
仕上がりまで半年かかった事があったが・・・
今回は本切羽仕立てに。
値段の割にはいい生地が揃っており、
思った以上にいい仕上がりでした。