日本の人口は2004年の1億2783万人をピークに減り続けている。
明治維新から140年で4倍に、昭和初期から75年で2倍なった日本の人口は
50年後には4000万人の減少。それは関東一都六県分の人口に値する。
今後100年で半減し、昭和初期の頃に戻ると予想される。
総務省発表のデータを比較すると、毎日700人減り続けている計算になる。
同時に進む高齢化。50年後の年齢構成は65歳以上が2.5人に一人の割合だ。
年金受給者数は増加の一途をたどる。毎日2100人以上の受給者が増えている計算だ。
人口減少と高齢化はそのまま国力の衰退へつながる。
異常な速度で少子高齢化が進む日本。
短期的な財源確保だけを考えていたら問題を先送りするだけである。
国力増強のために中長期的な取り組みが必要だ。