脱工業化社会

2012年4月23日

 

 

 

 

最近特に感じるのは、日本の基幹産業の弱さです。

 

 

 

 

英国の産業革命以降、農林水産業が中心であった世界各国は、

 

 

 

製造業によって大きな経済成長を遂げました。

 

 

 

 

工業化は英国で始まり、その後、米・独、戦後の日本、韓国と続き、

 

 

 

今や、中国・インド・タイが追随しています。

 

 

 

 

英米は日独に製造業の座を奪われた時に、「脱工業化」する事で

 

 

 

更なる発展を遂げました。

 

 

 

 

製造業におけるコスト高は、通常ポスト工業化社会への移行に伴い、

 

 

 

情報・知識・サービスを重視した第三次産業へ向かいます。

 

 

 

 

それが、情報産業や金融業です。

 

 

 

 

現在の日本の状況を考えると、製造業に代わる基幹産業が

 

 

 

全く育っていないように思われます。

 

 

 

 

特に金融業については、 世界各国の成長戦略にはアジアは欠かせないはずですが、

 

 

 

拠点はもはや東京ではありません。

 

 

 

 

残念ながら規制による横並び意識の強い現在の日本には

 

 

 

 

国際競争を勝ち抜くほどの力はないのです。

 

 

 

 

 

日本経済が停滞して20年。

 

 

 

 

 

脱工業化による更なる経済発展の可能性はあるのか?

 

 

 

 

 
 

 

 

 

 

 

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